お肌との闘いで最も重要だと感じた洗顔について振り返ろうと思います!
洗顔の重要性を訴える記事や情報番組は昨今よく見かけるようになりましたが、朝洗顔はするのしないの? ダブル洗顔は?? クレンジングはどのタイプ??? といった洗顔の選択肢には悩まされてきた方が多いのではないかと思います。
あくまでも私の経験則ですが、肌質改善につながった洗顔について経緯を連ねながら、以下まとめます。
クレンジングはオイル。しっかり洗顔を。
お肌に悩んだ女性が、自立してお金を稼ぐようになってからはとりあえずエステに頼っちゃうというのはあるあるなのではないでしょうか。
私も例に漏れず、とりあえず効果の程は分からないままにいろんな光を浴びてきました。それも、薄給女の出せる程度のグレードの施術。これは正直振り返ってみると、マッサージしてもらう気持ちよさしか得られたものは無かったように思います……
ただそんなエステ通いの日々で、唯一身になったと思えたのが一人のエステティシャンさんの助言でした。
「クレンジング何使ってますか?」
「いろいろ使ってみてるけど、今はクリームを……」
「ああ、お客様のお肌はクリーム合わないですね。オイルです」
まじまじと私の肌を見た後、驚くほどスパッと言い放たれてしまいました。ただ私だって考えなしにクリームを選んでいたわけではない!
「でも、オイルは肌にダメージを与えるからよくないんじゃ……」
「それは質の良くないオイルの場合ですね。上質なオイルであったり、刺激の弱い成分で構成していれば全く問題ないです。それから、クレンジングのあと洗顔はしていますか?」
「ダブル洗顔は……ゴニョゴニョ」
「洗顔も低刺激のものを選んで使えば問題ないです。洗顔しましょう」
そしてその日は洗顔レッスンもしていただくことに。
基本的によく雑誌やネット記事で見かけるHow Toでしたが、ひとつ驚いたのがクレンジング後は水を拭き取ったあとで洗顔料を使用すること。水にぬれた状態よりも汚れをより吸着するためのようですが、ただこれは本当に上質な洗顔料だけにした方が良いと思われます……
このときから洗顔に対する私の中の迷いをある程度無くしてくれたので、このエステティシャンさんにはとても感謝しています。とにかく、「オイル=お肌にダメージ」・「洗顔=お肌にダメージ」というオイルクレンジングと洗顔へのマイナスイメージが間違っているのを知ることができたのが大きかったです。
何よりも自分の手指の感覚を信じる
前述の通り、世の中に溢れる情報を拾い集めて誤った認識ができあがっていたことを知ったわけですが、そこから言えるのは商品パッケージの文言や他人の書いた美容記事等はみんな信用できるわけではないということです。自分だって他人様に向けて情報を発信しておいて何だという感じですが、あくまでもそういった情報は参考程度にしておくべきで、有益な情報となり得るのは自分で検証して期待通りの成果が表れたときだと私は思っています。
とはいえ私がエステティシャンさんの言葉から得られるものがあったように、不特定多数へ向けた情報ではなく自分のためだけの情報は信用度が高いはずなので、皮膚科の先生など本当に自分のことを考えてくれている人の助言は積極的に取り入れるべきだと思います。
ということでトライ&エラーを繰り返した脂性肌の私が見出したのは、塗布した保湿クリームの膜や分泌された余分な油はしっかり取り除くべきという結論です。よく「油を取り過ぎると更に油が出る」とか「肌にダメージを負う」といった文句でダブル洗顔や朝洗顔は不要とする記事を見かけますが、私にとってはそれらのリスクよりも洗顔を省くことによって「ニキビができる」ことや「毛穴が詰まる」ことの方が一大事でした。
ここで私のトライ&エラーを紹介します。
- 化粧をしていない日は朝晩どちらかの洗顔を省く
▷ 毛穴が詰まる+ニキビができる - 化粧をしていない日は水だけ洗顔
▷ 毛穴が詰まる+ニキビができる - オイルクレンジングと朝は水だけ洗顔
▷ ニキビができる - オイルクレンジングを止める
▷ 毛穴が詰まる
いくつもの毛穴を詰まらせ、いくつものニキビをこさえてきたことをお察しください……
これらの経験を踏まえ、私は頼れるものは自分の手指の感覚だと思い至りました。
「眉根の下のくぼみ、ぬるっとしてるな洗顔料をしっかりつけないと」
「頬は乾いた感じがするから洗顔料はなるべくつけないようにしよう」
といったように、日々お肌の状況を確かめながら触れることがとても重要です。そうやって地道に自分の正解を見つけてくださいね。
私は他人発信の情報は必ずしも自分にとっての正解とはならないと思っていますが、この記事を読んだ方からするとこれももちろん「他人発信の情報」です。基本はトライ&エラー。自分の正解は自分で見出すしかありませんが、少しでもその助けになれたら幸いです。
また、そのための近道になればいいと思い私の肌の悩みの歴史を以下にまとめています。いくらか共感するところがあれば私の情報が役に立つかもしれません。どうぞご参照ください。
私のお肌の歴史について。