美容

私のお肌の歴史について。

13~17歳

お肌のことを気にし始めたのは中学生の頃。この頃はまず鼻の黒い点、所謂いちご鼻に悩まされました。
鼻の毛穴の悩みを持った人たちは皆が通ってきた道なのではないかと思いますが、私も例にもれず毛穴パックを愛用していました。
そしてこれはネットで何でも調べられるようになった今、毛穴悩みに関する情報提供者がこぞって髑髏マークを添える勢いで拒絶しています。誰も手に取ることが無くなるのでは? と思う程に。
(とはいえ意外と未だに商品棚に陳列されているのを見ると、やはりべりっとはがれるスッキリ感に魅せられ離れられない人たちが一定数いるのでしょうね。。)
かつてはスマホも無いですし、PCで調べものをする習慣も無く、姉が毛穴パックをしている姿が何だか大人に見えたこともあり、私もすぐに毛穴パックに手を付けました。
しかし子どもは知識も無ければお金も無い。するととんでもないことをする!
母とドラッグストアに行ったときに買い物カゴに突っ込むのはあまり何度もできることではなく、ただお小遣いで何度も購入する気にもならない。。するとある日100円ショップで同様の製品を発見してしまったのです。あろうことか、ただでさえダメージの強い毛穴パックを更に皮膚刺激の強そうなものにダウングレードし、あろうことか一定時間ですぐはがすべき毛穴パックをしたまま寝落ちして、起きてから濡らすこともせずにガチガチのパックを引きはがす始末。。
私の大後悔の大失態です。今では、自分に年ごろの子供ができたときは絶対に美容に関しては干渉してやる、と強く心に誓っております。
そして高校に入ると、テカテカが始まります。顔が全体的に他人よりもテカテカする部類だと気づき、雑貨店などに置いてあるお安めなフェイスパウダーの「テカリ防止」や「サラサラ」という謳い文句を信じて購入しては、無意味なことにガッカリしていたものです。ただこの頃は、都会の高校生とは違って化粧をすると言ってもほとんどアイライナーやマスカラに重心が偏った、すっぴんに毛が生えた程度の子たちばかりでしたし、お顔がテカテカした子やニキビが目立つ子たちは他にもいたので、そんなに気に病むことはありませんでした。

18~23歳

大学に入ると一人暮らしを始めたこともあり、家族以外と過ごすのは日中帯だけだったそれまでとはガラリと生活が変わって、朝も夜も、24時間以上他人と顔を合わせることが多くなりました。すると本当に、このテカテカが気になって気になって。。お泊りのときはお風呂からあがったらすぐに夜用のパウダーをはたき、ただそれもほとんど効果は無く。。(この頃、すっぴんをどうしても見せられない気になる男性と夜を明かすことになったとき、テカテカした顔を見せるよりは、と日中用のフェイスパウダーをはたいて寝たのをよく覚えています。。)
思えばこの頃は部活に入っていたこともありバイトを必要以上に入れられず、とはいえ部の飲み会が非常に多く、20歳を過ぎても身だしなみにあまりお金をかけられていませんでした。化粧品類はまずプチプラの評判製品一択。「高い化粧品が良いわけじゃない」という自分にとって都合の良い情報だけを参考にして、プチプラだけど高機能! といった「潤う」「美白」の謳い文句だけに惹かれて選んでいました。決してプチプラだから悪いわけじゃないし、節約はいいことだとは思うけれど、本当に重要なものにはお金をかけられる感覚をこのときに養っておけたらよかったのに、と今となっては思います。
ともあれ、大学3年あたりで運よくかなりテカリを抑えられるプチプラのフェイスパウダーに出会えたので、日中帯はかなり取り繕えるようになりました。

24~27歳

24歳頃からまた肌に異変が起きました。学生の間は鼻周りやおでこ、顎のニキビはあったけど、頬だけはニキビはできなかったし毛穴も正常だったのに、みるみるうちに頬がニキビだらけになったのです。こうなると肌の汚さがぐんと目立つようになり、焦りが増しました。このときは遂に皮膚科に頼り、ネットで前情報で仕入れていたディフェリンゲルが処方されました。(ニキビ治療で皮膚科に行くと大体処方されるそう)ここでまた、中学のとき犯した過ちを繰り返します。
このディフェリンゲルは、結果的にはニキビだらけの肌を落ち着かせることができました。ただし、その強い効果に伴う刺激で肌がダメージを負い、ニキビが落ち着いたと思ったら次は毛穴がボッコボコ開いていました。というのも、毛穴パックと同様に使用法を正しく守らなかったからですね。保湿を強く勧められる薬なのに、ろくに保湿をせずに使用していた時期が多かったのです。ただ、これが本当にニキビには効くものだから、ディフェリンゲルを一本使い切った後は再度皮膚科に行くのが面倒で、ネットで類似品を継続購入していました。そしてネットの画像では副反応として炎症を起こすことを示していたため、ニキビを撲滅するための仕方のない刺激だ、と皮膚への刺激を減らすことを完全にないがしろにしていたのです。。

この後もお肌のハプニングは起こっていますが、歴史の前半としてここで一旦まとめ終わります。今後後半の歴史が紡がれるわけですが、お肌の七難、どんどん増えるんだろうなあ。。
終わらない(どんどん険しくなる)アンチエイジングの戦いを記録します。同じような悩みを抱えている人の目に触れて、何かひとつでも役立つことがあればいいなと思います。